「思いっきりアウトドアがしたい、アクテビティで楽しみたい、海のカヤックで洞窟を探検したい」
でも
「どこで買ったらいいのか分からない。そもそも大きいけど運搬は?他に何が必要?安全なの?・・・」
こういった大型商品を買うには勇気もいると思いますので、
今回はこれらの疑問にカヤックフィッシングをしている私がお答えします。
✔︎本記事の内容
・シーカヤックの素晴らしさを教えます
・シーカヤックの購入・運搬に気をつけること
・シーカヤックの安全性について
シーカヤックの楽しみ方・ぜひやってみてほしいこと
一般的に海で使用し、両端に水かきがついたパドルで前進をする小舟のことを「シーカヤック」と呼びます。
二人乗りのものが多いですが、私が普段しているカヤックフィッシングは一人乗り用のもので、各社からさまざまなカヤックが出ています。
◆シーカヤックの素晴らしいところ
何と言っても海面の上スレスレをスイーッと進んでいく感じはなんともいえない気持ちよさです。
時速でいうと一人乗りでも5Kmは普通に出るので、2人乗りのカヤックだったら10Km近く出すことも可能です。
初心者でもパドルの扱いさえ学習すれば、その日から数キロ漕ぐことが可能で、お子様も救命胴衣を着せていれば安全です。
なので、最近では川や湖、海で楽しむアクティビティとして大変人気があります。
そして、何と言ってもおすすめは
「洞窟探検」 です。
例えば私のよく行く福井県はリアス式海岸で、岸壁の一部が洞窟になっているところが結構あります。
晴れの日には水が青く染まって本当に綺麗なんです!!!
エンジン船では入れない領域なので、まさにカヤックをしている人だけの特権みたいな感じです。
水が綺麗なら魚の姿を見ることも。
また、無人島に渡ることなどもできるので、人混みが嫌いな方はリゾート気分を味わうこともできます。
皆さん、パラソルや飲食物を持参して無人島でゆっくりしておられますよ。
※人の土地だったりする場合もあるので、事前の確認はしておきましょう。
シーカヤックの購入・運搬に気をつけること
旅行会社のアクティビティなどに申し込んで、カヤックをレンタルするのもいいですが、ついついMyカヤックも欲しくなってしまいますよね。
以下では購入時の注意点を書いておきます。
◆購入するには
最近ではモンベルなどのアウトドアの専門ショップで現物を見て購入をすることができます。
はじめの1台は実際の大きさを目で確認するのがいいでしょう。
また、お近くにカヌーショップやカヤックショップがある方は、ぜひお店へ行って見てみてください。
◾️カヌーショップやモンベルなどのアウトドアショップが近くにないとき
もちろんインターネットで購入することも可能です。
大きさによっては自宅までの宅配はしてもらえないので(ほとんどのカヤックがそうなります)、お近くの西濃運輸や福山通運などの支店留め配送という形になるかと思います。
カヤックキャリアを車の屋根に取り付けて、取りに向かいましょう。
◆購入時・運搬に気をつけること
購入、運搬に特に気をつけたいことは カヤックの全長です。
あなたが乗っている車の長さを「1」とするならば、最大積載できる全長は「1.1」になります。
具体例を出すと以下です。
ということになります。
なので、全長が長いものを買ってしまうと、車の積載可能な枠から出てしまうことも・・・。
購入時は自分の車の全長を確認したうえで選定するようにしましょう。
また、運搬をするには車の屋根にカヤックキャリアを取り付ける必要があるので、こちらも車種ごとに変わってきます。
✔︎参考まで
私は軽自動車(日産のデイズルークス)に乗っていますが、全長350cmのカヤックを積載しています。
車の上に載せるカヤックですが、やはり滑って滑落しては怖いですから、私はノンスリップパッドというものは4つ付けています。
カヤックキャリアに取り付けるものなので、車種は関係なく取り付け可能。
シーカヤックの安全性について
シーカヤックはきちんと正しい知識をもって乗る分には危険な乗り物ではありません。
お子様でも全然問題ないので、ぜひ家族で楽しんでほしいと思います。
それではどんなことに注意したらいいのかをまとめてみます。
・全員がPFD(ライフジャケット)を装着すること
・波が高い、風が強い日には出ないこと
・初心者は沖まで出過ぎないこと
・沈(転覆)した際に再乗艇できるように練習はしておくこと
・離岸と着岸に気をつける
基本的には上記の5点は安全に楽しむうえでのポイントになります。
◾️カヤックにはPFDというフローティングベストを着用します
ボンベで膨らますタイプのライフジャケットは危険ですので、カヤックでの使用には向いていません。
以下を参考にしてみてください。
◾️その他注意点
・初心者は数百m程度の沖までにしておくのが無難
海では天気の急変や突然のゲリラ豪雨などもあります。
あまり沖に行ってしまうと岸へ戻るのも大変になるので、なるべく複数のカヤックで、常に人の目が届くような場所から練習をしましょう。
・沈した際の再乗艇の練習を浅場でしておきましょう
カヤックで転覆することを沈(チン)したというのですが、沖で沈したら焦りますよね・・・。
当然、カヤック上の小物などは海へ沈んでしまうことになりますが、きちんとひっくり返った船を元に戻し、そこに再乗艇する練習も浅場で経験しておきましょう。
沖で初体験してしまうと更に恐怖につながると思います。しかしながら、PFDを身につけていれば浮くので冷静さを保ちましょう。
※万が一に船が流されてしまい、自分も漂流してしまった場合にはスマホで118にかけましょう。近場に誰かがいる場合は笛を吹いて知らせることも重要です。
上記のことから、カヤックに乗るときは防水のスマホケースや笛は持参する必要があります。
・離岸と着岸の際の波に気をつける
カヤックで一番初心者が沈しやすいのが、実は離岸と着岸です。
波打際は常に波が発生しているので、危ないのは想像つくと思うのですが・・・
・離岸の時は一定のリズムで波が向かってきます。
・着岸の際は波と同じ方向の岸に向かっていきます。
どちらの方が怖いですか??
大体の方が「離岸する時」と答えそうですが、実は着岸の時の方が怖いんです。
というのも、べた凪の日であればどちらも問題ありませんが、少々波がある日だと
「波のブレイクするタイミングを見計らって着岸します」
波がブレイクするタイミングに、自分のカヤックがその上に乗っていた場合は「沈」してしまうんです。
ただ、これも波が無い、べた凪の日にすれば心配ないのでご安心くださいね。
子供から大人まで楽しめるシーカヤックは本当にオススメのアクテビティですよ。
私は普段、このカヤックの上から釣りをして、マダイやハマチ、ハタなどの高級魚を釣り上げては食べる楽しみも満喫しています。興味が湧いた方は、よければ他の記事も読んでやってください。
まとめ
いかがだったでしょうか?シーカヤックに乗りたくなってきませんか?!2020年のコロナ禍以降、アウトドアをされる方も増えたと聞きます。冬以外は快適に楽しむことができるので、ぜひファミリーでのアクティビティに取り入れてみてはいかがでしょう??
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