今回はカヤックフィッシングをされている方は聞いたことがあると思いますが、
「シーアンカー」について書いていこうと思います。
さて、このシーアンカー、名前だけでは何なのか想像もできませんよね・・・。
そんなわけで、「購入すべきか悩んでいる・・・、カヤックフィッシングをする上でどれ位の重要度・・・?」
今回はこのようなお悩みに答えていきます。
✔︎ 当記事の内容
・シーアンカーとはどのような状況で使うのか メリット/デメリット
・シーアンカーは持ってた方がいい?無くてもいい?
・おすすめのシーアンカー&ロープの長さ
シーアンカーとはどのような状況で使うのか メリット/デメリット
まず、シーアンカーの使いどころですが「風が吹いていて、カヤックがすぐに流されてしまう際」に使います。
パラシュート型のシーアンカーを海の中に放り込むと、水面直下でそれが開き、
もちろん、底に錘を沈めるアンカーのように、完璧に流されるのを抑えるのは不可となります。
それでは、シーアンカーのメリットとデメリットを見ていきましょう。
◆シーアンカーのメリット
・手軽に持ち運べるサイズ・重さ
・海に放り込むだけ
・取り付けもいろいろあるが、シンプルにくくりつけるだけ
・投入すると、風の向きに一直線になり釣りがしやすくなる
◆シーアンカーのデメリット
・潮の流れには使えない
・往来中の船に引っ掛けられたら大変危険
・岩礁帯や漁師の仕掛けなどに引っ掛けても転覆の恐れ
まず、メリットはたくさんあります。
手軽に持ち運べる上に、ゆっくり流されたい時に投入するだけです。
ティップランであったり、ロックフィッシュのワーミングでネチネチ一箇所を狙い時など、同じ場所を少しでも長く攻めたい時には有効的です。
ただし、デメリットにも書いていますが、船に引っ掛けられてしまう恐れもあるので、その辺りは注意が必要となります。
私の通うポイントでは漁師さんの船が頻繁に行き来するので、リスク排除のために備えつけるのはやめました。
とはいえ、念のために付けておくのはいいと思います。
◆シーアンカーの取り付け方
現在では、滑車を使った取り付けなども流行っていますが、一番簡単なのは
「船首側のカヤック持ち手にロープを結ぶだけです。」
また、カラビナをあらかじめロープの先端に付けておけば、よりスムーズに取り付けが可能になりますね。
◆シーアンカーの回収の仕方
回収もいたって簡単。シーアンカーが浮遊している場所までカヤックを漕いで行き、手でロープをたぐり寄せ、ピックアップするだけです。
ロープを長くし過ぎてしまうと、回収するのにも苦労しますから注意しましょう。(ロープの長さは下の章で解説します)
シーアンカーは持ってた方がいい?無くてもいい?
これはあくまでも主観ですが、結論として持っていた方がいいと思います。
私も本当は備え付けておきたいのですが、やはり船の往来が多い場所なので、
「船が向かってきたのを確認→シーアンカーの回収→航路を変える」
という行動をしている時点で、かなりリスキーなので、使用は控えています。
ただ、他のポイントであれば使いたいと思う時はありますし、カヤックフィッシングをする上では一応持っていた方がいいアイテムになると思っています。
◆シーアンカーはあると便利
特に、50m以上の水深をジギングで攻める場合、ジグをフォールしている間にカヤックは相当流されます。
もちろん根掛かりのリスクなども増えるので、シーアンカーを投入することで、流されるのが抑制されます。
また、上でも触れましたが「ティップラン」をされる方や、キスなどの餌釣りをされる方には特におすすめではないかと思います。
おすすめのシーアンカー&ロープの長さについて
この章ではおすすめのシーアンカーを紹介していきたいと思います。
標準仕様のシーアンカーです。特にこだわりがなければ、このシーアンカーで十分でしょう。
その他、いくつかの商品が売られていますが、そこまで高額なものは必要ないので
「ワイヤー入りか無しか」、というあたりで選んだらいいかと思います。
◆ロープの長さ
ロープの長さに関しては3〜4m程度にしておくといいと思います。
シーアンカーは、底まで沈めて使うタイプのアンカーではないので、この程度の長さで十分です。
むしろ、長すぎると回収が大変な上に危険です。購入時のロープが長すぎるようであれば、カットしてもいいでしょう。
まとめ
シーアンカーはあると便利な道具ですが、無くても問題なく釣りはできてしまいます。暴風の日は釣りに行かないとしても、沖でそよそよと風が吹いている時には使い勝手もいいと思うので、1つ持っておくことをオススメします。
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