当記事は「カヤックフィッシングを始めたいけど、パドルは何を選べばいいの?」
また、付属されているパドルからのステップアップで2本目のパドルを検討されている方向けに執筆していきます。
✔︎ 当記事の内容
・パドル選びで必須な情報「パドルの重量」について
・私がパドルを買い換えた経緯「体験談」
・おすすめの軽量パドル紹介&カーボンパドルの注意点
パドル選びで必須な情報「パドルの重量」について
大体のカヤックは、購入時にアルミ製のパドルが付属してくるかと思われます。
私も当初、この付属パドルでせっせと漕いでいました。
ただ、思うところがありカーボン製のパドルに変えたところ、もうアルミパドルには戻れなくなってしまいました。
それは、パドリングをした後の疲労感が全然違うから。
パドルの重量を知る
カヤックは漕がなければ、当然、進みません。
当然、人力で漕いでいくことになるのですが、1km漕ぐのに、恐らくは数百回はパドルを動かし続けなければなりません。
そうなった時に貴方なら「軽いパドル」と「重いパドル」どちらがいいですか?という事になります。
私の持っているアルミパドルはおおよそ1Kgで、カーボンパドルは約850gです。
その差は・・・約150g
ただ、私も経験していますが、この150g、長距離を漕ぐ時にはかな〜〜〜り違ってきます。
釣りをする方には解ってもらえると思いますが、メタルジグ150gって結構重たく感じますよね?
そうなのです。パドルの重量はかなりの重要素になると思いますし、釣りを終えた後の疲労感も変わってきます。
そこで、私はオールカーボン製の軽量パドルをお勧めしています。
私がパドルを買い換えた経緯「体験談」
少し私の話を。
カヤックフィッシングを始めた頃は、私も付属のアルミ製のパドルで漕いでいました。
その時には、数百メートル進んではちょっと休憩。という事をしていて、頑張って1kmちょいの沖で釣りをしていました。
そんなある釣行時、
「さて、風も出てきたし、そろそろ岸へ戻ろう」と思って岸に向かって漕ぎ出した時です…。
疲労で足が攣りはじめ、カヤック上で激痛と戦うはめに・・・。
「これはヤバイ。。」
かなり焦りながらも、少し漕いでは足を労わりの繰り返しで、なんとか岸へ辿りつきました。
1km漕ぐのに40分近くかかりました。
無事に帰れたから良かったものの、どんどん風は強くなって海も荒れ始め、かなり怖かったのを覚えています。
この時に、今のパドルだと不安かも・・・。と思うようになり、少しでも安全面が向上するならと思い、パドル購入を決意したのでした。
そのほかにも、カヤックをしていると、海上の天気の急変は経験します。
これはカーボンパドルに替えた後の話ですが、
黒い雲が出てきたな〜と思っていたら、急な豪雨と暴風、海もざわざわとして、不規則な方向から波が押し寄せ、真っ直ぐ漕いでるのに全然前進せず・・・という怖い思いをしました。
この時は危険を察知していたので、かなり陸側に帰っていたので良かったですが、海上では何が起こるか分かりません。
とにかく、自分が楽にパドリング出来るものを使っておくべきです。
その中でも、オールカーボン製が自分には合っていました。
おすすめの軽量パドル紹介&カーボンパドルの注意点
パドルは各社から様々出ています。
代表的な材質が下記です。
それぞれ、メリットやデメリットもあるのですが、私のように軽さを重視するのであれば、
「オールカーボン製」をオススメします。
ただし、体格がよくてパワーのある男性であれば、もう少し重量がある方がしっくりくるかもしれません。
✔︎オールカーボン製のパドル:注意点
オールカーボン製は全体がカーボン繊維なので、激しくぶつけると割れたりする恐れがあります。
なので、扱いは十分気をつけねばなりません。
ただし、それを補うだけの軽量が魅力です。1kmのパドリングも体の負担を最低限に抑えて漕げるので、釣りの方に体力を使えます。
●おすすめのカーボンパドル●
下記はアマゾンで取り扱っているものですが、フルカーボンで22000円はかなり安い部類です。
しかも780gとのことなので、アルミパドルの方は持っただけでその違いが分かりますよ。
そして、はじめからブランドものが欲しいという方はワーナーのパドルを買いましょう。
アメリカの老舗ブランドで、ファンはたくさんおられます。
中途半端に2万円を切る価格のグラスパドルは、結局重たいので、あまりおすすめはしません。
そして、パドルと同時に必要なものがリーシュコード。
万が一に、パドルがカヤックから落下した際に、艇と繋ぎとめておく紐ですね。
こちらは安くて問題ありません。
パーツは錆びるので、2本セットを購入しておくのが手間もなくおすすめです。
まとめ
今回はカーボンパドルについて買いてきましたが、私のおすすめはフルカーボン製か、最低でもシャフトがカーボンで軽量化されているものです。楽に漕げる分、釣りや、帰路の車の運転に少しでも体力を温存できるようにしておきましょう。