今回の記事では、ストリームジャーニー『コンダクター10』とバイキングカヤック『忍』
この2艇を所有した経験に基づいて、私なりの感想を書いてみたいと思います。
結構今になって感じることも多いので、これから購入する方の参考になれば幸いです。
✔︎ 当記事の内容
・ストリームジャーニー「コンダクター10」の詳細・メリット・デメリット
・バイキングカヤック「忍」の詳細・メリット・デメリット
・まとめ(総評)
ストリームジャーニー「コンダクター10」の詳細・メリット・デメリット
まずはストリームジャーニー「コンダクター10」の紹介からしていきます。
メリット・デメリットを含めて書いていきます。
◾️コンダクター10 SPEC〜
●全長 310cm
●幅 76cm
●本体重量 24kg
●最大積載 160kg
私が最初に購入したカヤックです。全長310cmという小型艇ながら、しっかり漕げばそれなりに進んでくれる、とても取り
回しのいいカヤックでした。
カートップもとてもしやすく、一切苦ではありませんでした。
(下、軽自動車に積載したところ)
本気でパドリングをすれば5km/hは出てくれるので、パドルをカーボンなどの軽量化されたものを
使えば長時間漕ぎ続けることも出来ます。
ただ、一つ気になる点は・・・
他のコンダクター10ユーザーにも確認をしたのですが、やはりスカッパーホールから
艇に水が上がってくるそうです。
逆に言えば、この点がなければ私は「忍」に乗り換えはしなかったでしょう。
なので、メーカーはキャパシティは160kgと謳っていますが、ちょっと書き方が良くないような気はしています・・・。
◾️「コンダクター10」のメリットを解説
コンダクター10で私が気に入っていたところは、大きめのクーラーボックスを後ろに置ける
という点があります。
リアのスペースが広いので、私の使っているシマノのクーラーボックス(スペーザライト35L)が
丁度よく収まってくれていました。
ただし、このスペースもスカッパーホールからやや水が上がってきます・・・。
釣りをしてる間、クーラーボックスの一部が海水に浸かりっぱなしになるのは気分的に
嫌でした・・・。(ホールに蓋をしてもじんわりと海水は上がってきます)
なので、
バイキングカヤック「忍」の詳細・メリット・デメリット
さて、私がコンダクター10から改めて買い替えた艇はバイキングカヤックの「忍」です。
こちらのカヤックの詳細、メリット・デメリットを紹介していきます。
◾️バイキングカヤック「忍」SPEC
●長さ :3.5m
●幅 :82cm
●船体重量 :23kg
●最大積載量:約110kg
まず何が良いかというと、以前のようにスカッパーホールからの水の侵入がないので
快適にストレスなく釣りが楽しめるという点です。
後はコンダクター10に比べて全長が40cm長くなった分、スピードも気持ち速くなりました。
釣りをするにあたってのストレスはほぼ皆無と言えます。
◾️バイキングカヤック「忍」の私的な短所
さて、次に「忍」の短所ですが
フットブレイス(足置き)が取り外しのものという点です。
車の置き忘れならいいですが、家に忘れてきてしまったら・・・
その日は踏ん張ったパドリングはできなくなってしまいます。
コンダクター10では本体にくっついているので、私的にはその方が楽でした。
そして、私のクーラーボックス(シマノ スペーザライト)がギリギリで収まらない点。
上記写真のように斜めにしないと置けないので、中型のクーラーボックスが綺麗に収まればいいな〜といったところです。
青物も狙うので、長辺が60cmのクーラーボックスは収めたいところです。
最後に350cmという大きさが自力でカートップする際に結構大変という点ですね。
最初、家で練習してる時は「フンッ」と持ち上げていましたが、
以前、釣りを終えた後にカートップしようとしたらバランスを崩してしまったことがあり、
その後からは自作のカヤックリフターにてカートップをしています。
一度310cmのコンダクター10を乗っていたこともあって、350cmの忍はカートップの際に
ちょっと大変だな・・・。と今は思っています。
(軽自動車に忍を載せたところ)
まぁ、積み下ろしさえできれば釣りは快適にできてしまうので今の所不満はありません。
これから買う予定の方は参考にしてみてください。
ロッドホルダーなどの点はどちらもGood
コンダクター10も忍もロッドホルダーははじめから複数付いているので、特に不満はないと思います。
足りなければDIYするのがこの手の釣りだと思うので、自分だけのオリジナル艇に仕上げると愛着も増すと思います。
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まとめ
価格とカートップのしやすさを重視するならばストリームジャーニーの「コンダクター10」はオススメです。
尚且つカーボンパドルに買い替えるとさらに快適なカヤックフィッシングが出来るでしょう。
ただ、スカッパーホールからの水が気になるという方は「忍」を含め、違うカヤックを検討しましょう。
ちなみに、スカッパーホールからの浸水は毎回お尻がびしょ濡れになるので、夏なら海パン、その他の季節は防水のパドリ
ングパンツなどの服装をしていれば大丈夫でしょう。